株式会社ダイエーは2月14日、2009年6月から2010年9月の期間にダイエー港南台店およびダイエー戸塚店(いずれも神奈川県横浜市)の医薬・化粧品売場レジにて利用したクレジットカードのうち、一部の情報を同社元従業員が不正取得していたこと、およびその情報が不正に利用されていたことが判明したと発表した。なお、同元従業員は2011年2月8日付で懲戒解雇となっている。これは、クレジットカード発行会社から同社店舗を利用した顧客情報の一部が不正取得されている可能性の指摘を受け、直ちに社内調査を開始したもの。調査の結果、ダイエー港南台店においては2009年6月6日から2010年2月28日まで、ダイエー戸塚店においては2010年3月1日から2010年8月19日までの期間、両店の医薬品・化粧品売場レジで使用したカード番号、有効期限等のカード記載情報を、レジにおいてクレジットで精算等のためにカードの提示を受けた際にメモに記録する方法で取得したことが判明した。2009年6月21日から2010年9月3日までの間、271枚のカード情報が不正利用されたという。(吉澤亨史)http://www.daiei.co.jp/pdf/2011_2_14_8_24_14_cardhp.pdf