独立行政法人 情報処理推進機構セキュリティセンター(IPA/ISEC)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は1月21日、Cisco Systemsが提供するルータ「Cisco Linksys WRT54GC」にバッファオーバーフローの脆弱性が確認されたと「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。Cisco Linksys WRT54GC ファームウェア 1.6.01より前のバージョンにはバッファオーバーフローの脆弱性が存在する。この問題が悪用されると、細工されたHTTPリクエストを処理することでDoS攻撃を受ける可能性がある。Cisco Systemsでは、本脆弱性を解消したファームウェアを公開しており、該当ユーザはアップデートするよう呼びかけている。(吉澤亨史)http://jvn.jp/jp/JVN26605630/