犯罪者はどう開拓するか?新ドメイン「.pф」監視結果より--月間レポート(カスペルスキー) | ScanNetSecurity
2024.04.25(木)

犯罪者はどう開拓するか?新ドメイン「.pф」監視結果より--月間レポート(カスペルスキー)

株式会社Kaspersky Labs Japanは1月13日、2010年12月の「マルウェアマンスリーレポート」を発表した。レポートでは、サイバー犯罪者の手口に変化は見られず、依然としてネットサーフィンは危険な状態としている。攻撃者は、ユーザにマルウェアが配置されたWebサイトへの

脆弱性と脅威 脅威動向
株式会社Kaspersky Labs Japanは1月13日、2010年12月の「マルウェアマンスリーレポート」を発表した。レポートでは、サイバー犯罪者の手口に変化は見られず、依然としてネットサーフィンは危険な状態としている。攻撃者は、ユーザにマルウェアが配置されたWebサイトへのリンクをクリックさせたり、PCにマルウェアやフィッシングプログラムをダウンロードさせるために、ソーシャルエンジニアリング手法を駆使している。

2010年11月にロシア連邦のインターネットトップレベルドメイン「.pф」のドメイン登録が開始されたことに合わせ、同社ではサイバー犯罪者がどのように新しいドメインゾーンを開拓していくかを監視した。その結果、マルウェアには詐欺関連のプログラムが優位を占めていることが判明した。また、偽のアンチウイルスプログラムは最近減少傾向にあるが、これはユーザのPCにダウンロードさせる方法からインターネットに配置する方法へ移行しているためだという。さらに、マルウェアが配置されたWebサイトへのリンクの隠ぺいに、URL短縮サービスが引き続き利用されている。
(吉澤亨史)

http://www.kaspersky.co.jp/news?id=207582672
《ScanNetSecurity》

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×