社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)は1月11日、ACCS会員企業と信州大学との間でソフトウェアの不正コピーに関して和解が成立したと発表した。これは、信州大学の学内において会員企業が著作権を持つソフトウェアを不正にインストール(不正コピー)していたとして、同大学との間で損害賠償を含めた和解交渉を続けていたもの。和解が成立したのは11月26日。この問題は、ACCS不正コピー情報窓口に寄せられた情報に基づき、会員企業が代理人弁護士を通じて対応したところ発覚したもの。ACCSには、大学におけるソフトウェアの不正使用に関し、教職員による不正コピーに関する情報のほか、学生組織内における不正使用の情報が複数寄せられているという。http://www2.accsjp.or.jp/activities/2010/news10.php