メルカリは2025年3月4日、新たなモバイルサービス「メルカリモバイル」の提供を開始しました。 このサービスは、フリマアプリ「メルカリ」を通じて、誰でも簡単に申し込みから日々の管理まで完結できることが特徴です。
メルカリモバイルの料金プランは、月額990円(税込)の2GBプランと、月額2,390円(税込)の20GBプランの2種類が用意されています。
また、ドコモ回線を利用した音声・SMS・データ通信サービスを提供しており、SIMタイプはeSIMとなっています。
特筆すべきは、データ通信量(ギガ)を「メルカリ」のように個人間で売り買いできる日本初の機能を導入している点です。 余ったギガを1GB200円から出品でき、購入者は即座にデータ容量に反映されます。
これにより、ユーザーは自身の利用状況に合わせて柔軟にデータ通信量を調整することが可能となります。
メルカリモバイルと他社キャリアを比較をすると以下です。
サービス名 | 月額料金(税込) | データ容量 | 通信回線 | SIM種類 | 特徴 |
---|---|---|---|---|---|
メルカリモバイル | 990円 / 2,390円 | 2GB / 20GB | ドコモ | eSIMのみ | ギガの売買が可能 |
楽天モバイル | 0円~3,278円 | 0~無制限 | 楽天・au | eSIM / SIM | 3GB以下1,078円、無制限3,278円 |
LINEMO | 990円 / 2,970円 | 3GB / 30GB | ソフトバンク | eSIM / SIM | LINEギガフリーあり |
ahamo | 2,970円 | 30GB | ドコモ | eSIM / SIM | 5分かけ放題付き |
povo | 0円~ | 必要に応じ購入 | au | eSIM / SIM | トッピング制で自由度高い |
引用元:楽天モバイル公式
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メルカリモバイルの特徴を詳しく解説
メルカリモバイルは、フリマアプリ「メルカリ」を運営するメルカリ社が2025年3月4日にスタートさせたモバイル通信サービスです。
項目 | 内容 |
---|---|
月額基本料金 | 2GBプラン:990円(税込) / 20GBプラン:2,390円(税込) |
サービス | 音声 / SMS / データ通信 |
国内通話料 | 使った分だけ 22円/30秒 ※通話定額は後日提供開始 |
電話番号 | 現在の番号を継続利用 または、新規発行 |
SIMタイプ | eSIM(デジタルSIM) ※SIMカードは後日提供開始 |
対応端末 | iPhone / Android / タブレット ※eSIM対応端末のみ |
登録手数料 | 3,300円(税込)(契約開始時) |
お支払い方法 | メルカード / メルペイのあと払い |
これまで主に個人間売買のプラットフォームを提供してきたメルカリが、通信事業に参入したことで注目を集めています。
このサービスの特徴は、大きく分けて3つあります。
①シンプルな料金プラン
月額990円(税込)の2GBプランと、月額2,390円(税込)の20GBプランの2種類のみで、迷うことなく選べます。通信回線はドコモ回線を使用し、SIMはeSIMに対応しています。
②ギガの売買機能
これまで携帯キャリアでは、使い切れなかったデータ容量は翌月に繰り越すか、そのまま失効するのが一般的でした。しかし、メルカリモバイルでは、余ったデータ通信量をアプリ内で販売できる仕組みが採用されています。
③申し込みから利用までの手続きが簡単な点
通常の格安SIMでは、専用のウェブサイトや店頭で申し込み、SIMカードを受け取る必要がありますが、メルカリモバイルではすべて「メルカリ」アプリ内で完結します。
メルカリモバイルの料金プランと他社比較
メルカリモバイルの料金プランは、シンプルで分かりやすい2つの選択肢が用意されています。
- 2GBプラン:月額990円(税込)
- 20GBプラン:月額2,390円(税込)
これら2つのメルカリモバイルのプランは、ドコモの回線を利用し、eSIMに対応しています。
他社主要キャリアの格安SIMとの比較
メルカリモバイルの料金プランを、他の主要な格安SIMサービスと比較してみましょう。
サービス名 | 月額料金(税込) | データ容量 | 通信回線 | SIM種類 | 特徴 |
---|---|---|---|---|---|
メルカリモバイル | 990円 / 2,390円 | 2GB / 20GB | ドコモ | eSIMのみ | ギガの売買が可能 |
楽天モバイル | 0円~3,278円 | 0~無制限 | 楽天・au | eSIM / SIM | 3GB以下1,078円、無制限3,278円 |
LINEMO | 990円 / 2,970円 | 3GB / 30GB | ソフトバンク | eSIM / SIM | LINEギガフリーあり |
ahamo | 2,970円 | 30GB | ドコモ | eSIM / SIM | 5分かけ放題付き |
povo | 0円~ | 必要に応じ購入 | au | eSIM / SIM | トッピング制で自由度高い |
- データ売買機能があるのはメルカリモバイルだけ
- 最安プランがシンプル
- 現在20GBプランは大手キャリアになし
- かけ放題オプションがない点に注意
- 物理SIMが未対応
メルカリモバイルの最大の特徴は、データ通信量の売買機能があることです。
他社の格安SIMでは、未使用のデータを翌月に繰り越せるサービスはあるものの、ユーザー同士で売買できる仕組みは存在しません。
これにより、余ったデータを無駄にすることなく有効活用できるのが、メルカリモバイルならではのメリットです。
また、料金プランがシンプルで分かりやすいのも特徴の一つです。
2GBで月額990円(税込)というプランは、格安SIMの中でも手頃な価格帯に位置しており、特にデータ使用量が少ないユーザーに適しています。
さらに、20GBプランも2,390円(税込)と、以前ahamoで展開されていた20GBプラン(2,970円)よりも安価に設定されており、コストパフォーマンスの良さが光ります。
しかし、いくつか注意点もあります。まず、かけ放題オプションがないため、通話を頻繁に利用する人には無料通話付きプランがある格安SIMの方が適している可能性があります。
さらに、現時点ではeSIM専用サービスのため、物理SIMには対応していない点にも注意が必要です。これにより、一部の端末では利用できない場合があるため、申し込み前に自身のスマートフォンがeSIM対応かどうかを確認しておく必要があります。
このように、メルカリモバイルはデータを無駄なく活用したい人や、シンプルな料金プランを求める人には非常に魅力的な選択肢となるでしょう。一方で、通話を多く利用する人や物理SIMを必要とする人にとっては、他社のプランと比較しながら検討するのがおすすめです。
このように、メルカリモバイルは特に「データを節約したい人」や「フレキシブルにデータを売買したい人」に向いているサービスといえます。
メルカリモバイルの申し込み方法と対応端末
メルカリモバイルの申し込みは、すべて「メルカリ」アプリ内で完結するため、初心者でも簡単に手続きできます。以下の手順で申し込みが可能です。
またメルカリモバイルでは、端末販売をしていないため、先にどこかで端末を購入するか、今持っている端末を使う必要があります。
メルカリモバイルの申し込みの手順
- メルカリアプリを開く
- 本人確認を行う
- プランを選択する
- 支払い方法を設定する
- MNP予約番号を入力(乗り換えの場合)
- eSIMのプロファイルをインストール
まずメルカリアプリを開き、「メルカリモバイル」専用の申し込みページにアクセスします。本人確認を行う必要があり、NFC対応端末を使用して、マイナンバーカードの読み取りによる本人確認を実施します。
運転免許証やパスポートを使用した本人確認書類のアップロードも可能です。次にプランを選択しましょう!2GB(990円)または20GB(2,390円)のプランを選択します。
次に支払い方法を設定する必要があります。メルカード、メルペイのあと払いのいずれかを選択できます。
メルカリアプリ内の案内に従い、eSIMを端末に設定し、設定完了後、すぐに利用可能です。
メルカリモバイルの対応端末
メルカリモバイルを利用するには、以下の条件を満たす端末が必要です。
対応端末の条件
まず、メルカリモバイルはeSIM対応端末でのみ利用可能です。現在、以下の端末が対応しています。
- iPhone:iPhone 11以降のモデル
- Google Pixel:Pixel 4以降のモデル
- Android端末:Galaxy、Xperiaなど一部の機種
また、メルカリモバイルの申し込み時にはマイナンバーカードを使った本人確認が必要なため、NFC機能を搭載した端末であることも必須条件となります。
加えて、対応するOSバージョンにも制限があります。
- iOS 13以上
- Android 5.0以上
これらの条件を満たしていない端末では、メルカリモバイルの利用ができないため、事前にしっかりと確認しましょう。
現在だと、ソフトバンクの新トクするサポートや楽天モバイルの買い替え超トクプログラムを利用すると、実質の支払い価格を下げてスマホの機種を購入できます。
利用前の注意点
メルカリモバイルをスムーズに利用するためには、以下の点にも注意が必要です。
- Wi-Fi環境の準備
申し込み手続きやeSIMのダウンロードには、安定したインターネット接続が必要です。特に、新しいSIMの設定を行う際には、Wi-Fi環境があることが望ましいです。 - SIMロック解除が必要
もし現在使用している端末がキャリア(ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルなど)で購入したものであれば、SIMロックがかかっている可能性があります。メルカリモバイルを利用するには、事前にSIMロックを解除する必要があります。SIMロック解除は各キャリアのオンライン手続きや店舗で行えます。 - メルカリアカウントが必須
メルカリモバイルは、「メルカリ」アプリ内で申し込みや管理を行うサービスです。そのため、メルカリアカウントを持っていないと申し込みができません。事前にメルカリの会員登録を済ませておくと、スムーズに手続きできます。
このように、メルカリモバイルの申し込み手続きはアプリ内で簡単に完結しますが、事前に対応端末やSIMロックの確認を行っておくことで、スムーズに利用開始できます。
メルカリモバイルのメリットとデメリット
メルカリモバイルを利用する上でのメリットとデメリットを整理してみましょう。
メルカリモバイルを使うメリット
- データ通信量の売買が可能
- シンプルで分かりやすい料金プラン
- メルカリアプリ内での手続き完結
余ったデータ容量を他のユーザーに販売できる機能は、メルカリモバイル独自の特徴です。これにより、使い切れなかったデータを有効活用し、通信費の節約が期待できます。
また料金プランがシンプルで、2GBプラン(月額990円)と20GBプラン(月額2,390円)の2種類のみ、選択が容易といえますね!
さらに申し込みから利用状況の確認まで、すべてメルカリアプリ内で行えるため、手続きがスムーズに行えるのもメリットと言えます。
メルカリモバイルを使うデメリット
- eSIM対応端末が必要
- 音声通話のかけ放題オプションがない
- サービス開始直後のため、利用者の口コミが少ない
1番のデメリットは、メルカリモバイルはeSIM専用のため、対応するスマートフォンやタブレットが必要な点です。特にeSIMを使ったことがない人にとってはハードルが高いと言えるでしょう。
次に、現時点で、通話定額オプションが提供されていないため、通話時間が多いユーザーには不向きかもしれません。
また新しいサービスのため、実際のユーザーからのフィードバックがまだ少なく、サービスの品質やサポート体制についての情報が限られています。
メルカリモバイルは、データ通信量の売買という新しい機能や、シンプルな料金プランなど、魅力的な特徴を持っています。
しかし、eSIM対応端末の必要性や通話定額オプションの未提供など、注意すべき点も存在します。自身の利用スタイルや端末の対応状況を確認し、メリットとデメリットを踏まえて検討することが重要です。
今後の展望とアップデート予定
メルカリモバイルは、サービス開始時点で革新的な機能を提供していますが、今後さらにユーザー体験を向上させるためのアップデートが予定されています。
以下に、現時点で公表されている主なアップデート計画を紹介します。
①物理SIMカードおよびデータ専用SIMへの対応
現在、メルカリモバイルはeSIM対応端末での利用が前提となっていますが、今後、物理SIMカードやデータ専用SIMへの対応が予定されています。 これにより、eSIM非対応の端末を使用しているユーザーや、データ通信専用のSIMを必要とするユーザーにもサービスを提供できるようになります。
②KDDI(au)回線の追加
サービス開始当初はNTTドコモの回線を利用していますが、将来的にはKDDI(au)回線の追加も計画されています。 これにより、ユーザーは利用エリアや通信品質の選択肢が広がり、より柔軟なサービス利用が可能となるでしょう。
③支払い手段の拡充
現在の支払い手段に加えて、今後はさらなる支払い手段の拡充が予定されています。 これにより、ユーザーは自分に合った支払い方法を選択でき、利便性が向上することが期待されます。
④AIアシスタント機能の強化
メルカリは、生成AI・大規模言語モデル(LLM)を活用したAIアシスタント機能「メルカリAIアシスト」を提供しています。 今後、メルカリモバイルにおいても、このAIアシスタント機能を活用し、ユーザーの利便性を高めるサービスが展開される可能性があります。
メルカリモバイルは、今後のアップデートにより、より多くのユーザーに対応した柔軟で利便性の高いサービスを目指しています。これらの計画が実現されることで、ユーザーエクスペリエンスの向上が期待されます。