ドコモminiのデメリットとメリットを完全解説！デメリットを打ち消す裏技4選

ドコモが提供する「ドコモ mini」。

月々の通信容量を4GBまたは10GBから選べるライトユーザー向けの新料金プランです。

旧プランの「irumo」や「eximo」と比べると、使い方を絞れるためコスト削減にお勧めの選択肢となっています。

しかし、実際に契約を検討する際には「安さの裏に何があるのか？」と不安に思う方も少なくありません。

「ドコモ mini デメリット」というワードもよく検索され、料金体系や通信の質な疑問がある方も多いはず。

そこで、ドコモ miniについて、契約前に知っておくべきデメリットを徹底的に掘り下げていきます。

ドコモ miniプランのデメリットについて、実際の利用シーンを想定して丁寧に解説していきます。

ドコモ miniに変えた後に後悔したくない！という方は、早速チェックしていきましょう！

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※ページ内は特筆がない限り全て税込表記です。

ドコモminiのデメリット2つとメリット5つを徹底解説。

ドコモ miniは、ドコモが2025年6月5日開始された新しい料金プランです。

データ容量が少なめの「4GBプラン」「10GBプラン」の2種類が用意されています。

ドコモの他の料金プランと共にまとめると、この通りです。

2025年12月5日現在のドコモの料金プランです。

※別途、機種代金や通話料(30秒/22円)などがかかります。

参照元：ドコモオンラインショップ

このように、ドコモ miniプランは、毎月の通信量を抑えられる方向けに設計されたシンプルなプランです。

ドコモ miniの通話オプションはこの通りです。

ドコモminiと旧プランの違いはこの通りです。

ドコモ miniは「irumoより通信速度はフルスピード」「eximoより安い」という位置づけです。

ちょうど中間層にフィットするバランス型プランと言えます。

ドコモ miniは「必要な分だけを無駄なく使いたい」ライトユーザーに向けた料金プランです。

ドコモminiのデメリット①通信制限あり。その場合は通信速度が落ちる

ドコモ miniは「フルスピードで使える」とされている料金プランです。

しかし、データを使い切った場合には通信制限が入りますし、混雑時は通信制限があります。

データ容量超過の場合、通信制限され最大128kbpsに

ドコモ miniは、契約した通信容量(4GBまたは10GB)を使い切ると速度制限がかかります。

最大128kbpsとなると、簡単なメッセージでは使えますが、その他ほとんどの端末機能は使えません。

動画や画像の読み込み、SNSの閲覧などができないので、スマホとしての利用価値は著しく下がります。

スピードモードと1GB追加オプションの注意点

データ容量を使い切った後、自動で「スピードモード(1GB追加ごとに1,100円課金）」に切り替える設定もできます。

しかし、使いすぎると毎月の支払額が予想以上に膨らんでしまう恐れがあるので要注意です。

スピードモードを利用する場合は、自分に合った上限の設定を必ずしておきましょう。

混雑時の通信速度制御

ドコモ miniは、他プランと比べ、混雑時間帯の優先度が低い可能性があります。

旧プランirumoの時がそうだったためです。

ただ、ネットワークが混雑している時や大量通信時は、どの料金プランも通信速度が一時的に抑制されます。

ドコモ公式サイトには、どの料金プランにも「ネットワーク混雑時・大量通信時などに通信制限がかかる場合があります。」と掲載されています。

引用元：ドコモ公式サイト

特に、こういった混雑時には通信速度が不安定になる事があるので、覚えておいて下さい。

通信速度と実効速度のギャップ

ドコモ miniは「ドコモ回線のフルスピードで使える」とされています。

なので、他の格安プランと比べ、通信速度面では有利だと考えられますよね。

ただ、実際に使ってみると「思ったより遅い」と感じる場合もあるかもしれません。

理論上の速度と実際の使用感の違いは、実は違うんです。

理論上の通信速度(ベストエフォート)は、この通りです。

しかし、あくまで「理論値(ベストエフォート）」であり、実際の通信速度とは大きく異なることが多いです。

実際の実効速度を実際に調べてみると、このような報告があります。

「10GBプランの場合、残りデータ量が少なくなったタイミングで速度が一時的に落ちるように感じる」という声もあります。これは「通信制御」がかかる前兆である可能性もあるため、注意が必要です。

他社格安プランと比べると通信は安定している

格安SIM (MVNO)と比較すると、ドコモ miniの通信速度は比較的安定していると言えます。

MVNOから乗り換えたユーザーの満足度は高めと言えます。

しかし、旧プランのeximoや人気のahamoから乗り換えた場合、「遅いな」と感じる場面もありそうです。

地域や機種により差がある

使用する端末が5G対応であるか、また住んでいる地域が5Gエリアかどうかによっても体感速度は変わります。

ドコモminiのデメリット②料金やコスト面から見たデメリット

割引が入らないと料金プランは割高

ドコモ miniは「お手頃な価格でドコモ回線を使える」として注目されているプランです。

しかし、追加料金や割引条件により想定以上に費用がかさむかもしれません。

割引が最大限に適用されれば、かなり安く月額料金を抑えられる！

• dカードお支払い割(全種類のdカードがキャンペーン期間中-550円)
• ドコモ光セット割/home 5Gセット割(-1,210円)
• ドコモ電気セット割(-110円)

4GB：880円
10GB：1,980円

割引が入らなければ、月額料金は高め。

4GB：2,750円
10GB：3,850円

割引をすべて適用するには、光回線やホームルーターの契約、dカード払いなどの条件が必要です。

通話料金とオプションの注意点

ドコモ miniは通話定額が含まれていません。

そこで、LINEなどの通話アプリではなく標準電話をよく使う場合、通話オプションに加入したいですよね。

ただ、別途で通話オプション料金がかかってしまうと、格安プランとは言えなくなります。

10GBプラン(月額3,850円)＋かけ放題(月額1,980円)＝5,830円に！

ファミリー割引の家族間通話割引対象外

「ドコモはファミリー割引で家族間通話が無料」と思われがちです。

しかし、残念ながら旧プランのirumo、ahamo、ドコモminiはファミリー割引対象外です。

つまり、ドコモminiだと、同一ファミリー内通話をかける場合、通常通り22円/30秒の通話料金がかかります。

ただ同一ファミリーに入る事は可能で、ファミリー割引対象プランの家族からの通話は無料です。

同一ファミリーとなるための設定は、my docomoから手続きできます。

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ドコモminiのメリット5選

ドコモminiには、料金の安さや通信の安定性など、魅力的なメリットが5つあります。

メリット1. 必要十分な容量と料金のバランスが良い

ドコモminiは、「使い放題は不要だけど、ある程度ちゃんと使いたい」というユーザーには丁度良いプランです。

割引が適用されればさらに安くなりますし、安定のドコモ回線を月額1,500円台での運用する事も可能です。

メリット2. 通信速度がドコモ回線で快適

ドコモminiは、格安SIMとは異なり、ドコモ本体の回線を使用しています。

そのため、速度制限のない時間帯は常にフルスピードで通信が可能です。

混雑時の影響が出るとは言え、MVNOに比べると安定感は圧倒的に高く、日常の利用には十分です。

メリット3. ドコモのネットワーク品質・全国対応エリア

ドコモminiは、ドコモ回線をそのまま使えます。

全国どこでもつながりやすいドコモ回線の通信エリアの広さは大きなメリットです。

山間部や地方でもしっかり電波が届くことが多く、格安SIMでは不安な場所でも安心して使えます。

メリット4. ドコモショップや公式サポートも利用可能

ドコモminiは、ドコモショップの対面サポートや公式チャット・電話サポートがあります。

オンライン専用プラン(ahamo)とは異なり、困ったときにすぐに相談できる安心感があります。

高齢者やスマホ初心者にも使いやすいですよね。

メリット5. 5Gにも対応している

ドコモminiは5G通信にも対応しています。

5G対応端末で5Gエリア内であれば高速通信が可能です。

デメリットを打ち消す工夫

ドコモminiは、混雑時の通信制限やオプションなどで月額料金が高くなる可能性があります。

しかし、事前にそれらを把握して対策を講じれば、十分に満足のいく使い方が可能です。

では、利用中に困らないための工夫や、料金を抑えるためのポイントを解説します。

スピードモードを自動課金にしない

速度制限後の対策として用意されている「スピードモード」。

ドコモminiを契約する上でデータ容量超過することは少ないと思います。

しかし、月によってははみ出してしまうこともあるかもしれません。

そんな時、スピードモードで自動課金(1GB 1,100円)にしていると、知らないうちに通信量が爆上がりする可能性も。

自動課金が繰り返されないように、spモードの設定で「追加データ量の上限」を必ず設定しておきましょう。

my docomoアプリで「データ残量通知」や「利用警告通知」も活用して、無駄な課金を防ぐと安心です。

1GB追加オプションで都度手動の追加もできますが、複数回使うと割高になります。

光セット割やdカード支払いを活用

ドコモ miniの料金をできるだけ抑えたい場合は、割引条件をクリアしましょう。

• ドコモの光回線やホームルーターを契約
• dカードでスマホ料金支払う設定にする
• ドコモでんきを利用する

割引すべてを適用させると、10GBプランが月額1,980円まで下がります。

通信量を管理して無駄な追加課金を防ぐ

データ使用量を意識せずにスマホを使ってしまうと、気づかぬうちに通信量が上限を超えてしまいます。

日常的に通信量を確認するクセをつけることが、何よりの対策です。

YouTubeやInstagramのように大量にギガを消費するアプリの使用頻度を把握するのも大事なポイントです。

混雑時間帯の通信対策

混雑時に速度が落ちる問題は、どのキャリアでも避けられません。

しかし、工夫して少しでも快適に利用していきたい所です。

通信の安定性を重視するなら、5G対応端末＋5Gエリアでの利用をがおすすめです。

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ドコモminiとahamo・ドコモ MAX・irumoやその他SIMと比較

ドコモ miniが自分に合っているかどうかを判断するために、他の料金プランと比較していきましょう。

通信容量・料金・速度・通話オプションなどを、ドコモminiとahamo・ドコモ MAX・irumoやその他SIMと比較します。

プラン名	月額基本料金	データ容量	通信速度・特徴	通話オプション
ドコモ 「ドコモmini 4GB」	2,750円	4GB	ドコモ本回線 データ超過後128kbps	22円/30秒 5分かけ放題 880円 無制限かけ放題 1,980円
ドコモ 「ドコモmini 10GB」	3,850円	10GB	同上	同上
ドコモ 「ahamo」※オンライン契約専用	2,970円	30GB +5分かけ放題込み	高速・5G 海外OK	5分かけ放題 無料 無制限かけ放題 1,100円
ドコモ 「ドコモMAX」	5,698円〜	1GB〜無制限	最優先回線・混雑時でも安定	5分かけ放題 880円 無制限かけ放題 1,100円
楽天モバイル 「楽天最強プラン」	～3,278円	1GB～無制限	地域により差／高速時も多い	Rakuten Link使用で国内通話無料
UQモバイル 「コミコミプランバリュー」	3,828円	35GB＋10分かけ放題込み	au回線で安定・速度優秀	10分かけ放題 無料 無制限かけ放題 1,870円

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ドコモminiのデメリットに関するよくある質問

次に、ドコモ miniに関するよくある疑問や不安をQ&A形式でまとめました。

Q. データ容量を超えたらどうなるの？　A.送受信最大速度は128kbpsに低下する

Q. データ容量を超えたらどうなるの？
A.送受信最大速度は128kbpsに低下する

ドコモminiプランは、データ容量が超過すると通信速度が最大128kbpsに制限されます。

この速度ではLINEのメッセージ送信や簡単なWeb閲覧程度なら可能です。

が、動画視聴やSNSの画像読み込みなどはほぼ使えません。

高速通信に戻したい場合は、「1GBごとに1,100円」で追加する必要があります。

Q. 家族間の通話は無料になる？　A.ドコモminiからかける通話は割引対象外

Q. 家族間の通話は無料になる？
A.ドコモminiからかける通話は割引対象外

「みんなドコモ割」のファミリーグループに登録して頭数には入れます。

ドコモminiからファミリー割引対象プラン契約の同一ファミリーにかける場合、割引対象外です。

しかし、ファミリー割引対象プラン契約の同一ファミリーからの通話は無料になります。

グループ設定はマイドコモから可能です。

Q. 通話をたくさん使うけど、かけ放題は高い？　A.かけ放題込みだと月額5,830円と割高

Q. 通話をたくさん使うけど、かけ放題は高い？
A.かけ放題込みだと月額5,830円と割高

ドコモ miniでは、24時間かけ放題は月額1,980円となります。

10GBプランと組み合わせると月額5,830円です。

ahamoの2,970円(5分間の国内通話無料)や楽天モバイルの3,278円(楽天リンクアプリで国内通話無料)と比べて割高と言えます。

Q. 混雑時の通信ってどのくらい遅くなる？　A. 1〜5Mbps程度に下がることがある

Q. 混雑時の通信ってどのくらい遅くなるの？
A. 1〜5Mbps程度に下がることがある

ドコモminiの場合、地域や時間帯によって異なりますが、混雑時間帯には1〜5Mbps程度に下がることがあります。

SNSやメールといったデータ通信量の少ない通信の場合は、問題ないかもしれません。

Q. スピードモードは自動課金される？　A.上限を設定していないと自動課金される

Q. スピードモードは自動課金される？
A.上限を設定していないと自動課金される

スピードモードでは、上限を設定していないと自動で1GBごとに1,100円が自動課金されます。

my docomoアプリやdアカウント設定から、「データ追加上限」を必ず設定しておきましょう。

【総括】ドコモ miniはこんな人向き・不向き

ドコモ miniは、ドコモの品質を保ちつつ、通信量を抑えてお得に利用できる新しい料金プランです。

4GBと10GBの小容量プランで、データ容量をあまり使わないドコモユーザーに非常におすすめです。

ただし、デメリットや注意点もあります。

ドコモ miniの特徴やデメリットを解説してきましたが、重要なのは「自分の使い方に合っているかどうか」です。

ドコモ miniが向いている人と、そうでない人をまとめると、この通りです。

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ドコモ miniは「スマホの利用が控えめだけど、品質は落としたくない」人にぴったりのプランです。

逆に、通信や通話を多用するなら、ドコモMAXも検討してみて下さいね。

最終的な判断は、「自分のスマホの使い方」に合わせた選択が鍵です。

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