JPRS、PowerDNS Recursor の DoS 攻撃が可能になる脆弱性に注意喚起 | ScanNetSecurity
2024.05.19(日)

JPRS、PowerDNS Recursor の DoS 攻撃が可能になる脆弱性に注意喚起

JPRSは、「PowerDNS Recursorの脆弱性情報(CVE-2024-25583)」が公開されたとして注意喚起を発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性

 株式会社日本レジストリサービス(JPRS)は4月30日、「PowerDNS Recursorの脆弱性情報(CVE-2024-25583)」が公開されたとして注意喚起を発表した。

 これは4月24日(中央ヨーロッパ時間)、「PowerDNS Recursor Security Advisory 2024-02」として公開されたもの。この脆弱性(CVE-2024-25583)はPowerDNS Recursor 4.8.7、4.9.4、5.0.3に存在し、これより前および後のバージョンは影響を受けないとしている。

 該当するバージョンでは、フルリゾルバー(キャッシュDNSサーバー)PowerDNS Recursorにおいて、フォワーダーとして設定されている場合に、特別に細工された応答によりサービス不能(DoS)攻撃が可能になる可能性がある。危険度は「High」としている。

 PowerDNSでは、アドバイザリの公開とともにPowerDNS Recursorの新バージョンとして4.8.8、4.9.5、5.0.4をリリースしており、バージョンアップを呼びかけている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×