フィッシングによるインターネットバンキング不正送金被害急増 | ScanNetSecurity
2024.05.15(水)

フィッシングによるインターネットバンキング不正送金被害急増

 警察庁と金融庁は8月8日、フィッシングによるものとみられるインターネットバンキングに係る不正送金について、注意喚起を発表した。

脆弱性と脅威
不正送金発生状況

 警察庁と金融庁は8月8日、フィッシングによるものとみられるインターネットバンキングに係る不正送金について、注意喚起を発表した。

 両庁では2023年4月に、インターネットバンキングに係る不正送金事犯による被害急増に関する注意喚起を実施するとともに、被害金融機関と連携し対策を講じているが、その後も被害は拡大し続け、2023年上半期の被害件数は8月4日時点で過去最多の2,322件、被害額も約30.0億円となっている。

 両庁によると、被害の多くはフィッシングによるものとみられ、金融機関(銀行)を装ったフィッシングサイトへ誘導するメールやSMSに記載されたリンクからアクセスした偽サイトに、IDやワンタ
イムパスワード・乱数表等を入力しないよう注意を呼びかけている。

 また一般財団法人日本サイバー犯罪対策センター(JC3)でも同日、注意喚起を行っている。

《ScanNetSecurity》

編集部おすすめの記事

特集

脆弱性と脅威 アクセスランキング

  1. スマートフォンアプリ「OfferBox」に秘密鍵がハードコードされている問題

    スマートフォンアプリ「OfferBox」に秘密鍵がハードコードされている問題

  2. サイボウズGaroon に複数の脆弱性

    サイボウズGaroon に複数の脆弱性

  3. Unbound の脆弱性情報が公開

    Unbound の脆弱性情報が公開

  4. 太陽光発電施設向け遠隔監視機器「SolarView Compact」にサイバー攻撃、対策の実施を強く推奨

  5. 知多メディアスネットワークのアプリで CNCI グループ 2 社の個人情報が閲覧可能に

  6. MosP勤怠管理に複数の脆弱性

  7. WordPressプラグイン「Contact Form 7」でスパムが送信される事例

  8. 北 中華製AIを攻撃活用/北 DMARC不正利用/北 日本のアニメ制作関与か ほか [Scan PREMIUM Monthly Executive Summary 2024年4月度]

  9. トレンドマイクロ製ウイルスバスター クラウドにファイルリンク解決処理の不備

  10. NVIDIA ChatRTX に脆弱性、アップデートをリリース

アクセスランキングをもっと見る

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×