そもそも全サーバのOSのバージョンや脆弱性の対応状況リストなんて、本来他社に教えられない機密性がきわめて高い情報だろう。鍵の壊れている窓の存在を教えるようなもので、攻撃に使われる可能性を考えたら、取引先であっても教える義務はない。
開発や運用、社内のITの予算や企画をしている人たちには脅威の大きさや、どう会社に影響するか分からない。実際、筆者も、発生の度に、彼らや役員にわかる文章に翻訳する作業に追われている。そこで何でこんなことになっているか、整理してみたよ。
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