独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は8月12日、Microsoft製品に関する脆弱性の修正プログラムが公表されたと発表した。
これらの攻撃のほとんどは、緩和をすることができない。なぜならこれは単純に『Windows 環境で、Kerberos がどのように働くのか』の問題だからだ……多くの場合、あなたは『特権アカウントの保護』に全力で集中する必要がある。
もしも「モノ」のメーカーがアップデートを遅らせることを決意し、その結果「モノ」が修復されないのであれば、それは良いことではない。そして「モノ」がオンラインの状態だということを考えると……もうお分かりだろう。
それは必要に応じて、あなたの作業用 PC を、吟味されたソフトウェアしか実行できないものに変える。コード整合性のポリシーを利用する企業は、ユーザーモードとカーネルモードの両方で、どのバイナリの実行を許すのかを指定することができる
8月1日、Xbox OneやXbox Live、Microsoftアカウントなどの規約を統一した「Microsoft サービス規約」が発効されました。この新規約によってMicrosoftが、同社サービスにおける海賊ゲームやハードウェアを無効化できると海外メディアAlphrが報告しています。
Microsoftが満を持してリリースした新OS「Windows 10」。本OSでDRMシステムのSafeDiscとSecuROMの特定バージョンを使用したゲームがプレイできないことが、海外メディアのインタビューによって明らかになりました。
ハッカーは検知されるまでに平均して200日余りネットワーク上を楽しくうろつくと言われている。多くの売り口上では、セキュリティ担当者がこの200日余りを短縮するのに寄与することに焦点を合わせている。
この問題の機能は、バージョン 8.1 の頃から Windows Phones に存在していたが、Windows Phone の貧弱なインストールドベースを考慮すれば、それは大きな脅威ではなかった――これまでは。
「我々のリーダーシップ、および文化の移り変わりを考慮し、我々は今回そこに再びチャンスを設けることを決断しました。なぜなら我々は、明快で説得力のある顧客価値を示すことができており、また会社も非常に協力的であるからです」
「『マクロを利用したマルウェアは過去のものだ』とあなたが考えている間にも、我々は過去数か月間に渡って、マクロダウンローダの増加の傾向を確認してきた。それは約 501,240 台のマシンを世界中で感染させている」
彼は、「Update for Business」のゴールが「Windows 10 が公開されたとき、全てのデバイスで恒常的にアップデートをフィードすることによって、あらゆるユーザーをより安全にすること」だと語った。
そして彼らは、たとえば暗号化やハッシュ化などのセキュリティのメカニズムが存在しないとき、またはそれらの実装法が悪いときに強いパスワードを要求するのは、時間の無駄であることを見出した。
悪党たちは最新世代のマクロを送りつける際、ソフトウェアのバグやビルトインのセキュリティの弱点を悪用するのではなく、むしろソーシャルエンジニアリングの手法を利用している。
「確かに EMET は良いユーティリティであり、エクスプロイトの開発者に対して(攻撃の)ハードルを引き上げるものであるが、それは『この種の攻撃を食い止められる万全の解決策』ではないということが示されている」
No-IP は DDoS 攻撃を受けたものの、Microsoft の主張に反論している。「それらのサービスは午前 6 時に復旧されていなかった。彼らは是正の手段を講じようとしている様子だが、DNS は困難で、彼らの得意な分野ではないように思われる」
「脅威をもたらす人物たちが、互いにコードをコピーしあい、アップデートをリリースすることにより、このエクスプロイトが他のエクスプロイトパック一族の間でも近い将来に急増するということを、我々は予期しなければならない」
それは政府関係者にとって相応しいことなのか? それとも、表向きでは侵害されていないコードを自信満々に宣伝しながら、「なにか面白いもの」を隠すことができる Microsoft にとって相応しいのか?
具体的に言うなら、レドモンドの人々は TLS 1.2 の暗号プロトコルに切り替えたいと願っており――HTTPS、セキュア環境の SMTP、VPN、および他の技術で利用されているように――そして強い暗号である AES-GCM を使用したいと考えている。
「我々が Operation DeputyDog に関する最初の報告をしてから、少なくとも他に 3 つの APT 攻撃(Web2Crew、Taidoor、th3bug と呼ばれている)の活動が、それぞれの目標に対して独自のペイロードを送り込むために、同じエクスプロイトを利用してきた」
当面の解決策はバグの悪用を防止するように設計されており、おそらく後を追う形でパーマネントの修正が行われる。TechNet の記事によると、Microsoft の Dustin Childs は、IE ユーザーは更なる行動を取るべきだと記している。
「それは、バンキングマルウェアに関する話題の中で、我々がしばしば書いてきた攻撃と同じ部類のものだ」。セキュリティ研究者の Paul Ducklin は、Sophos セキュリティブログで記している。
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