「ガバナンス」は、管理活動と誤解/ 混同されがちです。ガバナンスは経営トップの責任範疇にあり、「ISACA Glossary of Terms 」では以下のように明確に定義されています。
ふたつの新たなインターネットの脅威が現われました。「Man in the Browser (MITB)」と「Man in the Middle(MITM)」と呼ばれ、ユーザアカウントを盗み、金融詐欺を犯すためにワンタイムパスワード(OTP)のような従来の多要素認証技術を回避する洗練された技術を用います。
専門家にとって違和感のない内容ではあるが、決して難解なものではなく、誰にでも楽しめる仕上がりだ。サイバー小説の希な成功例と言っても過言ではないだろう。セキュリティに関心のある多くの読者に推薦したい。
サンドボックスの最大の強みは未知の攻撃の検知にありますが、逆に弱みは既 知の攻撃の検知にあります。サンドボックス製品で解析できるのは原理的にサンドボックス環境で動作する検体に限定されます。
以前は攻撃者が侵入しやすいターゲットを選んでいたため、他の企業より効果の高いセキュリティを備えるだけで事足りました。しかしAPT攻撃の登場によって、強い動機を持ち、別のターゲットに向かわずに時間をかけて脆弱性を探す敵に打ち勝つことが必要になったのです。
今回紹介したAnubisとYarai Analyzerは、いずれも検体の挙動の詳細な解析を 目的として開発されています。特にYarai Analyzerは解析環境・解析対象を自 由に設定できるため、使いこなせれば未知のマルウェアと戦うための強力な武 器になるでしょう。
持続的標的型攻撃とは、標的とする対象を絞った長期的で高度な攻撃のことを指します。攻撃者は国家の支援を受けていることが多く、他国の政府から価値の高い機密情報を盗み出そうとします。この用語は2006年に米国空軍が使い始めたのが最初です。
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