ホワイトハウスは、サイバーセキュリティの確保および基幹インフラ防衛の実現を目指した国家計画の強化方針を発表した。そのセキュリティ計画は、今年の後半に実施される予定だ。ホワイトハウスによると、商務省の基幹インフラ局は金融、電力、鉄道輸送、石油、ガス、
多数の研究者がコンピュータ・ウイルス退治に苦心しているが、そのウイルスを作成する作者に関しての調査は、あまり行われていない。USA TODAY紙は、IBM社を経て現在Symantec社でウイルス作者およびサイバーテロリズムに関する研究を行っているSarah Gordon氏にインタ
Network World誌が年次報告書『Network World 500』を発表した。調査対象は、ネットワーク担当者500名。回答者の一人である教育ローン会社の電子商取引IT部門責任者Greg Youst氏は「仮に顧客の情報が保護されていないと思われたら、もうビジネスは立ち行かなくなるだろ
米連邦捜査局(FBI)は、二人のロシア人ハッカーを陥れるために、オフィスやコンピュータ、社員などを揃えてダミー会社Invita Security社を設立した。
アンチウイルスベンダー各社が5月9日、Homepageウイルスに関する警告を発した。Homepageウイルスは、今年(2001年)2月に猛威を振るったAnnaウイルスと同様、ウイルス作成キットVisual Basic Script Worm Generatorを使って書かれたインターネットウイルスだ。件名が『
Unisys社、Microsoft社、Baltimore Technologies社の3社は、金融機関向けオンライン取引の安全性の強化を目指し、Windows 2000で動作するIdentrus対応のパッケージ・アプリケーションを共同で設計、開発、販売する予定であることを明らかにした。
米連邦捜査局(FBI)の管轄下にある全米社会基盤防衛センター(NIPC)は、5月5日から6日にかけてハッカーらが分散型サービス使用不能(DDoS)攻撃仕を掛けてウェブサイトの機能停止を企んでいるとする警告を発した。DDoS攻撃とは、狙ったサイトに膨大な要求を送り付け
米国医師会(AMA)はインターネット・セキュリティベンダーVeriSign社と提携し、AMAの『Internet ID』サービスを向上させる予定であることを発表した。AMAによると、『Internet ID』は医師が米国内でインターネットを使って安全な通信や医療情報の伝送を行うために構築
カナダの新興企業Saafnet International社は、同社のネットワーク・セキュリティ機器を破ったハッカーに賞金100万ドルを贈呈すると発表した。同社の創始者兼最高経営責任者Vikash Sami氏(24歳)は「ケーブルモデムやデジタル加入者回線(DSL)の普及に伴い、常時接続
マイクロソフト社は4月23日、同社の主要顧客をサポートするPremier SupportとMicrosoft Gold Certified Partnersウェブサイトの修正プログラムHotfixファイルがFunLoveウイルスに感染したことを通知する文書を配布した。それによると、FunLoveウイルスの感染時期につい
連邦当局は、Lucent Technologies社の元従業員の中国人研究者Xu Kai被告(33歳)とLin Hai被告(30歳)、そして彼らのビジネスパートナーと称する男Cheng Yongqing被告(37歳)を、Lucent社から製品仕様を窃取し北京にある中国政府所有の企業に渡した容疑で逮捕した。
米国と中国の間で多数のウェブサイトが改ざんされるハッカー戦争が勃発しているが、その戦争に他の国々が参戦し、戦況は益々激化の様相を呈してきた。
Computer Security Institute(CSI)がコンピュータ・セキュリティに関する調査を行ったところ、ほとんどのセキュリティ侵害は人為ミスに起因することが明らかになった。セキュリティ技術の不適切な管理や間違った選択が原因で、ハッカーのフロントドアからの侵入を許
タブロイド紙Mirrorが4月16日に報じたところによると、国家機密情報が詰め込まれた英国防省のラップトップが紛失した。職員がタクシーの後部座席に置き忘れたのだ。ラップトップには、新兵器システムに関する重要情報が含まれていると見られる。
ハッカー保険を販売しているWurzler Underwriting Managers社の最高経営責任者(CEO)John Wurzler氏は、Windows NTを使用している企業のハッカー保険料は、そうでない企業の25%高にすると述べた。その理由を同氏は「マイクロソフト社の製品には、多数の脆弱性がある
米国防総省が、スマートカードの導入に向け本格的に動き出した。同省は、来月から400万人の米兵や予備兵そして文官に対し『共通アクセス・スマートカード』プロジェクトを始動させる予定だ。同省アクセスカード局の責任者Mary Dixon氏は「このプロジェクトは、いくつか
米連邦捜査局(FBI)は4月16日、1日に発生した米軍偵察機と中国軍機の接触事故に抗議するため、中国のハクティビストが米国のウェブサイトを攻撃した可能性のあることを認めた。ハクティビストとは、インターネット上でゲリラ的政治活動を行うハッカーを指す。攻撃を受
英国のアンチウイルス会社Sophos社が大量にメールを送信するウイルスについて警告を発した。そのウイルスは、恋人を探すプログラムを装って拡散する。Matcherと呼ばれる同ウイルスは、Visual Basicで作成され、Windowsシステムに感染する。件名“Matcher(縁結び)”の
マイクロソフト社が初めて本格的に取り組んだセキュリティ製品Internet Security and Acceleration(ISA)に、“サービス使用不能”攻撃に利用される恐れのある脆弱性が発見された。同社は4月15日、同製品対応の修正プログラムを同社のウェブサイトに公開した。FSC In
英国の元コンピュータ関連販売業者がライバル社に故意にウイルスを送付したとしてコンピュータ不正使用法により有罪判決を受け、175時間の社会奉仕を言い渡され、同被告のコンピュータ機器は全て押収された。情報筋によると、Devon州のSure Computers社の元社長Paul B
ブッシュ米大統領は4月6日、詮索好きなマスコミや一般大衆が彼の電子メール・メッセージを入手するかもしれないという不安から、電子メールの使用を断念すると発表した。「パブリック・ドメインとなる電子メールは使いたくない。だから、もうメールをするのは止めた」
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