ランサムウェアの歴史と未来 - 世界最初のランサムウェアはフロッピーを郵送?(ESET)[Security Days Spring 2017 レポート] 3ページ目 | ScanNetSecurity[国内最大級のサイバーセキュリティ専門ポータルサイト]
2019.03.27(水)

ランサムウェアの歴史と未来 - 世界最初のランサムウェアはフロッピーを郵送?(ESET)[Security Days Spring 2017 レポート]

IoT機器に対する脅威は各所で語られているが、フィッツジェラルド氏は、上記のような事象とランサムウェアなど、複数の脅威が組み合わさることで「Ronsomware of Things」とも呼べる状態が危惧されるとした。

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●2005年 GPCode、そして2008年 WinLocker、2011年にはポリスランサムウェア「Reveton」登場

次にランサムウェアが問題になったのは2005年のGPCodeだ。AIDSのようにデータファイルを暗号化するもので、身代金はeGoldによる支払いが要求された。翌2006年にはアーカイブを使ったランサムウェア、Cryzip、MayArchiveなどが確認される。Cryzipは、いわゆるZIPアーカイブの暗号化を利用するもだ。身代金はやはりeGoldが指定された。

2008年に確認されたWinLockerは当時猛威を奮ったランサムウェアだ。データファイルではなくシステムファイルを暗号化ロックするものとして話題となった。身代金のやりとりはSMSが使われ、金額は5ドルから10ドルと少額だったのも特徴だ。しかし、2009年に逮捕されたWinLockerのグループは、1,600万ドルも稼いでいたという。少額ながら100万人単位の被害者が身代金を支払っていたことになる。

2011年にはReveton(別名ポリスランサムウェア)が流行した。これは、警察、FBIといった公的な警察組織を装ったランサムウェアで、「あなたのPCは違法なWebサイトにアクセスし、違法なファイルをダウンロードした」などと連絡し、罰金を払えと脅迫するものだ。

《中尾 真二》

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