船舶エンジンの監視および制御ユニットに複数の脆弱性(JVN) | ScanNetSecurity
2024.04.24(水)

船舶エンジンの監視および制御ユニットに複数の脆弱性(JVN)

IPAおよびJPCERT/CCは、船舶のエンジンの監視および制御を行う「Auto-Maskin RP リモートパネル」および「DCU コントロールユニット」に複数の脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は10月9日、船舶のエンジンの監視および制御を行う「Auto-Maskin RP リモートパネル」および「DCU コントロールユニット」に複数の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。Brian Satira氏およびBrian Olson氏が報告を行った。現在のところ、対策方法は公開されていない。

「Auto-Maskin RP リモートパネル」および「DCU コントロールユニット」には、認証情報がハードコードされている問題(CVE-2018-5399)、接続元の妥当性検証の不備(CVE-2018-5400)、機微な情報がクリアテキストで送信される問題(CVE-2018-5401、CVE-2018-5402)が存在する。この脆弱性が悪用されると、機器の構成や設定情報、センサーの動作状況などの情報を取得される可能性がある。また、任意のModbus(制御)情報を送信される可能性がある。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×