虚偽ニュース配信メディアがドメインを偽装する能力の排除をめざす(Facebook) | ScanNetSecurity[国内最大級のサイバーセキュリティ専門ポータルサイト]
2017.02.25(土)

虚偽ニュース配信メディアがドメインを偽装する能力の排除をめざす(Facebook)

製品・サービス・業界動向 新製品・新サービス

 米大統領選においては、状況を正しく伝えていない虚偽のニュースが多数配信・拡散され問題となったが、Facebookは現地時間15日、こうした問題への複数の対抗策を明かしている。

 1つ目が、虚偽ニュースの通報。これは、ユーザーがポストの右上隅に配置されたタブから、「It’s a fake news(これは虚偽ニュースだ)」をタップすると、簡単に通報ができるようになるというもの。利用者全体で、Facebook上から虚偽のニュースを排除していこうという取り組みだ。

 2つ目が、外部団体によるニュースチェックフラグの導入。ユーザーは、思いもよらないニュースなどが駆け巡ると、つい衝動に駆られてシェアなどをしてしまい、結果として虚偽ニュースの拡散を呼んでしまう。今後は、外部団体が、記事は虚偽の内容であると判断した場合、それを示すフラグが入り、当該ニュース記事は、ニュースフィードの下層に表示されるようになる可能性もあるという。こうした虚偽のニュースはシェアが可能ではあるものの、ユーザーがシェアをしようとすると、改めてそのニュースは虚偽のニュースであることが案内される。

 3つ目の対抗策として、当該記事に対する人々の評価を挙げた。同社は、ニュースフィードの性能向上を目的として、常にコミュニティの意見に耳を傾けており、シェアされないニュースというのは、何らかの虚偽の情報を語っている可能性があるという仮説を導き出した。今後は、この仮説が正しいものであるかを検証していくという。

 最後に、スパマーの金銭的インセンティブを阻害することを打ち出した。同社によれば、虚偽のニュースの多くは金銭的動機によるものが多く、スパマーは、自身のウェブサイトなどに訪問してもらうことを目的に、虚偽のニュースを多く投稿している。今後は、こうした状況を改善するため、虚偽ニュース配信メディアがドメインを偽装する能力を排除するなどの対策を打つという。

Facebook、虚偽ニュース対策として通報ボタンなどを設置へ

《Tsujimura@RBB TODAY》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定特集をもっと見る

Scan BASIC 会員限定記事

もっと見る

Scan BASIC 会員限定記事特集をもっと見る

[Web小説] サイバー探偵 工藤伸治の事件簿サーガ (シーズン 1~6 第1話)

もっと見る

[Web小説] サイバー探偵 工藤伸治の事件簿サーガ (シーズン 1~6 第1話)特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

製品・サービス・業界動向 カテゴリの人気記事 MONTHLY ランキング

  1. 産業サイバーセキュリティセンター発足、受講300万円の教育プログラムに30社参加表明(IPA)

    産業サイバーセキュリティセンター発足、受講300万円の教育プログラムに30社参加表明(IPA)

  2. 日本発のクラウドセキュリティ認証がISO 27017として発行、ISMS認証も対応(JIPDEC)

    日本発のクラウドセキュリティ認証がISO 27017として発行、ISMS認証も対応(JIPDEC)

  3. 新たに3製品を発表、人工知能により既知および未知の脅威を検出(ウェブルート)

    新たに3製品を発表、人工知能により既知および未知の脅威を検出(ウェブルート)

  4. ユーザのふるまいを自動学習し異常を検知する「Exabeam」の取扱いを開始(マクニカネットワークス)

  5. 脅威の検知から自動初期対応、フォレンジックにも対応するエンドポイント製品(CTC)

  6. 漫画を交えて解説、スマートフォンのセキュリティハンドブックを無償提供(トレンドマイクロ)

  7. グループ社員を対象にオンラインCTFを開催、SECCONでも初心者向けCTF開催(NEC)

  8. 顔認証システムの現状、顔写真を使った「なりすまし」も3Dデータ照合で防ぐ

  9. 内製化に向けた脆弱性診断のトレーニングコースを開始、講師は上野宣氏(BSIグループジャパン)

  10. アカマイとの連携強化により、JSOCを統合したMSSを提供へ(ラック)

全カテゴリランキング

特集

★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★
<b>★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★</b>

経営課題としてサイバーセキュリティに取り組む情報システム部門や、研究・開発・経営企画に携わる方へ向けた、創刊19年のセキュリティ情報サービス Scan PREMIUM を、貴社の事業リスク低減のためにご活用ください。

×