複数のソニー製テレビ会議システムに管理者権限で操作される脆弱性(JVN) | ScanNetSecurity
2024.03.29(金)

複数のソニー製テレビ会議システムに管理者権限で操作される脆弱性(JVN)

IPAおよびJPCERT/CCは、ソニーが提供する複数のビデオ会議システムに認証不備の脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は12月1日、株式会社ソニーが提供する複数のビデオ会議システムに認証不備の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3によるBase Scoreは5.3。

「PCS-XG100」「PCS-XG100S」「PCS-XG77」「PCS-XG77S」「PCS-XC1」の初期設定で存在する一般ユーザ権限のアカウントのなかには、パスワードなしでログイン可能なアカウントが存在する。この問題は、第三者によって、同一サブネット内から当該製品にログインされる可能性があり、結果として当該製品を管理者権限で操作される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとにファームウェアを最新版へアップデートするよう呼びかけている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×