重要なインフラ制御システムなどに適用するサイバーセキュリティ技術を共同研究(三菱重工業、NTT)

2016年3月21日(月) 08時00分
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三菱重工、NTTとサイバーセキュリティ技術を共同開発へ

三菱重工業ウェブサイトの画像
三菱重工業ウェブサイト
三菱重工業とNTTは、重要なインフラ制御システムなどに適用するサイバーセキュリティ技術を共同研究することで合意した。

三菱重工が防衛・宇宙分野で培った高い信頼性・安全性を獲得した制御技術と、NTTの最先端セキュリティ技術を組み合わせることで、制御システムに最適な技術を追求、発電設備など幅広い分野でセキュリティ確保に取り組む。

ここ数年、重要なインフラに対するサイバー攻撃が増加しており、対策が急務となっている。両社は、制御システムなどに適用するセキュリティ技術の開発を進めてきた。三菱重工は、これまでの両社による研究成果の開発・実証拠点として「サイバーラボ」を東京都内に開設した。施設は、国内のセキュリティ企業であるFFRIの製品なども活用している。

施設では、NTTがこれまで研究開発を進めてきたセキュリティエンジンをベースに、既存の対策では検知が困難な未知なる攻撃をリアルタイムに検知する技術や、重要なインフラの運転を止めずに対策を実行する技術など、最新のセキュリティ技術を共同開発する。施設内で各製品を模擬したモデルを使って効果も実証する。

両社は共同研究で開発・実証したセキュリティ技術を広く製品に活用していく。
《レスポンス編集部@レスポンス》

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