2015年に見つかった違法・有害情報は7,064件、うち95%が国外サイトに掲載(セーファーインターネット協会)

2016年3月10日(木) 10時00分
このエントリーをはてなブックマークに追加

リベンジポルノ、対抗策は「早期相談」……3日以内に6割が削除成功

違法・有害情報内訳の画像
違法・有害情報内訳
掲載サイトの所在地の画像
掲載サイトの所在地
違法・有害情報の削除状況の画像
違法・有害情報の削除状況
削除までに要した期間の画像
削除までに要した期間
 「児童ポルノ」そして「リベンジポルノ」など、“ネットから消したい情報”に対して、相談・通報を受け付けているセーファーインターネット協会。同協会が、2015年の活動をとりまとめたレポートを公表した。レポートから、「相談」の重要性が浮かび上がっている。

 それによると、2015年に見つかった違法・有害情報は7,064件。そのうちの95%に当たる6,711件が国外サイトに掲載されていた。なお自主パトロール実施に注力したことから「児童ポルノ」の把握数は、昨年の86件から5,466件に大幅増となっている。

 これらの違法・有害情報のうち、6,898件に対し削除を依頼。76%の5,239件が削除された。「児童ポルノ」の削除依頼数は5,466件で、79%の4,333件が削除された。きちんと相談し削除依頼を行えば、かなりの確率で削除されるといえる。

 また「リベンジポルノ」の相談数は25件。複数個所に拡散されていたことなどから、これらに基づく削除依頼数は472件と数倍にのぼったが、そのうち81%に当たる381件(81%)が削除された。削除までに要した期間は、3日以内に6割以上が、2週間以内に8割以上だという。そのため、リベンジポルノの対抗策としては、「とにかく早期に相談し、拡散を防ぐ」ということが有効と思われる。

 セーファーインターネット協会では、ネット上の違法・有害情報に関する相談・通報を受け付け、警察への通報、サイト運営者やプロバイダ等に削除依頼する「セーフライン事業」を展開しているが、今回新たに、リベンジポルノ被害者を支援するための啓発サイトも公開。削除依頼するための案内、悩み相談窓口、警察通報窓口などを掲載している。
《冨岡晶@RBB TODAY》

注目ニュース

icon

「彼らはレーダーに捕らえられることがないまま金を儲け、あまり大きく拡散せずに活動するつもりなのだろうと、我々は考えている。(なぜなら)多くの被害者が出た場合、警察が興味を示すからだ」

icon
ポルノサイトやランサムウェアなどモバイルを狙う悪質な脅威が増加(ブルーコートシステムズ)

ブルーコートシステムズは、米ブルーコート社による調査レポート「2015 State of Mobile Malware」を公開した。

icon
児童ポルノ所持の罰則適用開始を受け、ファイル共有ソフトの一斉パトロール(警察庁)

警察庁は、ファイル共有ソフトを利用した児童ポルノ事犯について、全国一斉サイバーパトロールを実施すると発表した。

icon

ファイル共有ソフトを利用した児童ポルノ流通防止対策の取り組みを開始(NTT Com)他

icon

警察庁は、「平成24年上半期のサイバー犯罪の検挙状況等について」を発表した。

RSS

特集・連載

ピックアップフォト