2016.06.25(土)

ISC DHCPにDoSの脆弱性、対策版のリリースまで通信の制限など呼びかけ(JVN)

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性

独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は3月8日、ISC DHCPにDoSの脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3によるBase Scoreは5.9。ISC DHCPサーバは、プロセス間通信や制御を行うために使用するTCPポートへの同時接続数を適切に制限していないことが原因で、攻撃者は大量のTCP接続を確立することでDHCPサーバの処理を妨げることが可能となる。

影響を受けるバージョンは、「DHCP 4.1.0 から 4.1-ESV-R12-P1 まで」「DHCP 4.2.0 から 4.2.8 まで」「DHCP 4.3.0 から 4.3.3-P1 まで」。また、これらより古いサポートが終了しているバージョンにも本脆弱性の影響を受ける可能性がある。さらに、本脆弱性の影響を受けるリスクが最も高いのはOMAPIポートであるとしている。

開発者は3月に対策コードを追加した新バージョンをリリースする予定であり、対策方法として、信頼できるホスト以外からの通信を遮断することや、OMAPIやフェイルオーバー機能を使用していないのであれば無効化するなどを挙げている。
《吉澤 亨史》

編集部おすすめの記事

特集

脆弱性と脅威 アクセスランキング

  1. OS Xなどで使用される「mDNSResponder」に複数の脆弱性(JVN)

    OS Xなどで使用される「mDNSResponder」に複数の脆弱性(JVN)

  2. Apache Struts 2 において REST プラグインの実装不備により任意のコードが実行されてしまう脆弱性

    Apache Struts 2 において REST プラグインの実装不備により任意のコードが実行されてしまう脆弱性

  3. Docker APIやH.323 プロトコルのポートに対するアクセスが増加(警察庁)

    Docker APIやH.323 プロトコルのポートに対するアクセスが増加(警察庁)

  4. コレガ製の複数の無線LANルータに脆弱性(JVN)

  5. アーカイブソフト「libarchive」に任意のコードを実行される脆弱性(JVN)

  6. 2013年にサポートが終了している「Apache Struts1」に複数の脆弱性(JVN)

  7. Microsoft Internet Explorer の mshtml.dll に起因する解放済みメモリ使用の脆弱性(Scan Tech Report)

  8. 「Apache Struts 2」の脆弱性への攻撃増加、および被害を確認(ラック)

  9. MDMツールで使用される「SCEP」の実装に、なりすましが可能な問題(JVN)

  10. トレンドマイクロ「Deep Discovery Inspector」にコード実行の脆弱性(JVN)

アクセスランキングをもっと見る

★★ ( FB ログイン可) 会員限定記事、週 1 回のメルマガ、人気ニュースランキング、特集一覧をお届け…無料会員登録はアドレスのみで所要 1 分程度 ★★
★★ ( FB ログイン可) 会員限定記事、週 1 回のメルマガ、人気ニュースランキング、特集一覧をお届け…無料会員登録はアドレスのみで所要 1 分程度 ★★

登録すれば、記事一覧、人気記事ランキング、BASIC 会員限定記事をすべて閲覧できます。毎週月曜朝には一週間のまとめメルマガをお届けします(BASIC 登録後 PREMIUM にアップグレードすれば全ての限定コンテンツにフルアクセスできます)。

×