子どものスマートフォンのフィルタリングの設定、ID・パスワードは保護者が設定・管理するよう呼びかけ(文部科学省)

2016年2月1日(月) 08時00分
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「春のあんしんネット・新学期一斉行動」生徒のスマホ安全利用を啓発

文部科学省の画像
文部科学省
児童生徒向け情報モラル教育の教材例の画像
児童生徒向け情報モラル教育の教材例
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児童生徒向け情報モラル教育の教材例
 文部科学省は1月28日、学校や市区町村の関係機関などに対して「春のあんしんネット・新学期一斉行動」についての協力依頼を呼びかけた。児童生徒が進学などで初めてスマホなどを手にする機会が多いこの時期に、安心・安全な利用のための啓発活動を促している。

 スマートフォンは高い利便性が得られる一方で、生活習慣の乱れやいじめ、犯罪被害の問題などにつながるケースが増えている。文部科学省や総務省、内閣府などの関係省庁は、初めてスマホ、タブレットなどを手にする春の卒業・進学・新入学の時期に重点を置き、スマホやソーシャルメディアなどの安心・安全な利用のための啓発活動の取組みを、学校やサービス提供する関係事業者などと連携しながら集中的に展開する。

 学校に対しては、卒業式や入学式、保護者会、総合的な学習の時間などを活用し、保護者や生徒に対して、スマホなどを通じた有害情報の危険性や対策についての啓発活動を実施し、安心・安全な利用に関する意識を高め、注意喚起を促すよう呼びかけた。また、PTAに対しても、入学前・入学後の各学校の保護者会などの場での積極的周知と安心・安全な利用に関する取組みを行うことを依頼している。

 保護者に対しては、家庭内におけるルール作りの推奨と、購入時におけるフィルタリングの徹底を促している。ルール作りに関しては、子どもの成長段階に応じて持たせるかどうかの判断をすることが重要。持たせた場合は「賢く安全に使える」よう親子で話し合うことが重要だとしている。フィルタリングに関しては、保護者は事業者からしっかり説明を受けるとともに、フィルタリングの設定に際して、ID・パスワードなどを保護者が設定・管理をするよう呼びかけている。

 さらに児童生徒に対しても、学習指導要領に基づき、発達段階に応じた情報モラルに関する指導を行うことが重要だとしている。文部科学省では、学校で教員が指導する際に役立つ「教員向け手引書」や児童生徒向けリーフレットなどを具体的に紹介し、これらを教材として用いながら児童生徒への情報モラル教育を行うよう勧めている。

 春のあんしんネット・新学期一斉行動の実施期間は、2月~5月。
《畑山望@リセマム》

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