2016.08.29(月)

SIEMとの連携やエンドポイント監視によりインシデント対応を効率化(マカフィー)

製品・サービス・業界動向 新製品・新サービス

マカフィー株式会社は1月28日、企業エンドポイント向けの包括的な脅威検出・対応ソリューション「McAfee Active Response」を同日より日本で提供を開始したと発表した。国内のインテル セキュリティの販売代理店を通じて提供する。同社マーケティング本部のシニアプロダクトマーケティングスペシャリストである中村穣氏は、企業がセキュリティ対策において克服すべき課題として、「脅威の巧妙化」「対応時間が被害に大きく影響」「経験豊かな人材確保が困難」を挙げ、多くの脅威に迅速に限られたリソースで対応しなければならない現状を示した。

また、同社が提唱する「脅威対策のライフサイクル」に現状を合わせて説明した。「防御」では攻撃者は分単位で容易に侵入するが、その「検知」には分散している情報から収集し分析・調査が必要なため数カ月かかり、「復旧」には情報不足の中で多くの手動操作が必要なことから数週間かかっていると指摘した。しかし、攻撃に対して高い障壁を構築することで脅威の展開時間を数カ月に延ばし、効率のいい的確な検知を行うことで検知までの時間を数時間に短縮、これにより復旧時間も数分にできるとした。

米インテルセキュリティのアドバンスドスレットディフェンステクニカルディレクターであるスコット・タシュラー氏は、インシデントレスポンスの課題として「時間」と「知識」を挙げた。しかし、今回提供を開始した「McAfee Active Response」によって、「リアルタイムの確認」「即時対応」「使いやすい検索」「カスタマイズ可能なコンポーネント」「McAfee製品との統合」といった価値が得られるとした。

「McAfee Active Response」はソフトウェアとして提供される製品で、エンドポイントにエージェントを入れることでシステム情報を取得するとともに、常に監視や検出を行う。また、SIEMと連携することでSIEMの持つ情報を可視化することも可能。最大の特長はカスタマイズ性の高さで、自然文での検索により過去を含めてインシデントの原因を調査することができる。また、自動化、適応性、継続性によって、インシデントが発生した際にも、従来は24時間かかっていた適用完了までの時間を7分弱にまで短縮できるとした。
《吉澤 亨史》

編集部おすすめの記事

特集

製品・サービス・業界動向 アクセスランキング

  1. 「ポケモンGO」アップデート、不正行為への対策も強化(ナイアンティック)

    「ポケモンGO」アップデート、不正行為への対策も強化(ナイアンティック)

  2. OWASP ZAPを使用した脆弱性診断の手法を説明するセミナーをメニュー化(HASHコンサルティング)

    OWASP ZAPを使用した脆弱性診断の手法を説明するセミナーをメニュー化(HASHコンサルティング)

  3. 組織内CSIRTの構築から運営までを総合的に支援するソリューション(IIJ)

    組織内CSIRTの構築から運営までを総合的に支援するソリューション(IIJ)

  4. 「過去のエンドポイント保護は不要」、機械学習のマルウェア対策Cylance日本法人(Cylance)

  5. 暗号処理にかかるエネルギーを50%以上削減、IoT機器の次世代ネットワークの安全性向上に期待(東北大学、NEC)

  6. ネットワーク“迷宮化”ソリューションにランサムウェア検知・防御機能(アズジェント)

  7. 非認可の不正APや不正デバイスを検知し遮断、Wi-Fiセキュリティセンサーを販売開始(レンジャーシステムズ)

  8. 脅威インテリジェンスをSplunkに統合できるプラグインを提供開始(カスペルスキー)

  9. 日本発のクラウドセキュリティ認証がISO 27017として発行、ISMS認証も対応(JIPDEC)

  10. テロを助長するアカウント23.5万件停止(Twitter)

  11. メールセキュリティのクラウドサービスに「メール無害化オプション」追加(IIJ)

  12. Linkedinでの情報流出を受け、一部ユーザーにパスワード変更を呼びかけ(Dropbox)

  13. 地銀・信金・労金向けに物理とITのセキュリティ管理・教育をワンストップ提供(ALSOK)

  14. Citizen LabとLookoutから指摘を受けたセキュリティ問題を修正したiOS 9.3.5をリリース(Apple)

  15. 台風に備え「避難」や各種災害情報に関する基本を整理

  16. 自分の利用しているサーバの状況を確認する方法 不正中継確認

  17. 振り込め詐欺や迷惑電話対策の機能を強化したデジタルコードレス電話機を発売(パナソニック)

  18. セキュリティは「費用」でなく「投資」、内閣サイバーセキュリティセンター方針(NISC)

  19. 仮想ブラウザとファイル無害化ソリューションを連携、自治体にも有効(アシスト、イーセクター)

  20. ワークスがISO27017認証を取得、国内クラウドERPベンダとして初(LRM)

アクセスランキングをもっと見る

★~(=^・ω・^)ノ☆★9月15日まで ノベルティや海外カンファレンスのお土産大放出キャンペーンを実施中 ★★
★~(=^・ω・^)ノ☆★9月15日まで ノベルティや海外カンファレンスのお土産大放出キャンペーンを実施中 ★★

登録すれば、記事一覧、人気記事ランキング、BASIC 会員限定記事はもちろんのこと、掲載された全ての限定コンテンツに、フルアクセスが可能となります。

×