車載機器のアプリケーションの改ざんや秘密情報の不正取得を防止するサービスの提供を開始(DNP)

2016年1月13日(水) 08時00分
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車載システム向けセキュリティ、大日本印刷が提供開始

「DNP Multi-Peer VPN」の利用イメージの画像
「DNP Multi-Peer VPN」の利用イメージ
「DNP Multi-Peer VPN」の利用イメージの画像
「DNP Multi-Peer VPN」の利用イメージ
 大日本印刷(DNP)は12日、車載機器に搭載されているアプリケーションの改ざんや秘密情報の不正な取得などを防止するサービスの提供を、自動車業界向けに開始した。

 近年、高度なシステムの搭載により、自動運転・運転補助・ナビなどが進化しているが、一方で不正アクセスにより、ドアロックを解除されたり、遠隔操作されたりするといった問題が懸念されている。DNPのサービスは、こうした車載システムに対するサイバー攻撃に対応するものだ。

 第一弾として、車載システムの秘密情報の不正取得を防止するソフト「クラックプルーフ」と、通信データを暗号化し専用サーバで認証・管理するシステム「DNP Multi-Peer VPN」を活用した、セキュリティ対策サービスを提供する。

 「クラックプルーフ」は、子会社のDNPハイパーテックが開発した、アプリケーションの不正改ざんを防止するクラッキング対策ソフトウェア。一方、「DNP Multi-Peer VPN」は、通信データを暗号化するソフトウェア開発キット(SDK)と、クラウド環境またはオンプレミス(自社環境内)に設置するVPNマネジメントサーバで構成されるシステムだ。これらにより、車載システムのコマンド解析や、秘密情報の漏えいなどを未然に防ぐ。

 DNPでは、2020年度までの5年間で50億円の売上を目指すとのこと。
《冨岡晶@RBB TODAY》

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