2016.06.30(木)

標的型攻撃から「執拗さ」が消え、範囲がさらに拡大--2016年の脅威予測(カスペルスキー)

調査・レポート・白書 調査・ホワイトペーパー

株式会社カスペルスキーは12月10日、Kaspersky Labのグローバル調査分析チーム(Global Research and Analysis Team:GReAT)による2016年のサイバー犯罪の傾向予測を発表した。11月17日にKaspersky Labが発表したプレスリリースの抄訳として伝えている。これによると、2016年に起こりうる脅威として、APTの構造と活動が劇的に変化することを挙げている。検知を回避する目的から、「執拗」な攻撃は減り、メモリ常駐型やファイルレスのマルウェアの比重が大きくなると予想している。

また、ランサムウェアがモバイルデバイスやIoTに加え、OS Xデバイスも標的にするとみている。さらに、Apple PayやAndroid Payなどの新たな決済システムのほか、証券取引所を狙った金融系サイバー攻撃が増加するという。個人情報の漏えいも引き続き発生し、増加するとみている。長期予測では、新たにAPT活動を展開する犯罪グループが増加し、そこに専門知識を提供する犯罪者も増え、Access-as-a-Serviceと呼ぶべき活動が行われるとしている。また、インターネットが国ごとに分断され、その連結点を狙う攻撃が発生すると予測している。
《吉澤 亨史》

編集部おすすめの記事

特集

調査・レポート・白書 アクセスランキング

  1. CSIRT構築および運用の実態調査、構築時に定めるべき事項が明らかに(JPCERT/CC)

    CSIRT構築および運用の実態調査、構築時に定めるべき事項が明らかに(JPCERT/CC)

  2. 公共・製造・金融… 産業別サイバー攻撃ベスト 3 (ベライゾンジャパン)

    公共・製造・金融… 産業別サイバー攻撃ベスト 3 (ベライゾンジャパン)

  3. トップページのEV SSL対応は10社中3社--主要電力会社サイトのSSL対応状況(ビットスター)

    トップページのEV SSL対応は10社中3社--主要電力会社サイトのSSL対応状況(ビットスター)

  4. ドキュメンタリー映画「シチズンフォー スノーデンの暴露」公開、米政府の大規模監視を告発

  5. 外部にさらされているインフラは東京が突出~SHODANで見る5都府県(トレンドマイクロ)

  6. 2014年の個人情報漏えい、1件の大規模漏えいで人数、損害賠償額が大幅増(JNSA)

  7. CSIRTを設置するも、スキル不足などにより有効性に疑問を持つ日本企業(IPA)

  8. #Citizenfour がアカデミー賞を受賞 - エドワード・スノウデン密着ドキュメンタリー #Snowden

  9. 金融分野でのセキュリティ対策の現状と課題、提言を紹介(PwC)

  10. 情報漏えいで発生した平均コストは400万ドル、その約6割が対応費用(日本IBM)

アクセスランキングをもっと見る

★★ ( FB ログイン可) 会員限定記事、週 1 回のメルマガ、人気ニュースランキング、特集一覧をお届け…無料会員登録はアドレスのみで所要 1 分程度 ★★
★★ ( FB ログイン可) 会員限定記事、週 1 回のメルマガ、人気ニュースランキング、特集一覧をお届け…無料会員登録はアドレスのみで所要 1 分程度 ★★

登録すれば、記事一覧、人気記事ランキング、BASIC 会員限定記事をすべて閲覧できます。毎週月曜朝には一週間のまとめメルマガをお届けします(BASIC 登録後 PREMIUM にアップグレードすれば全ての限定コンテンツにフルアクセスできます)。

×