工藤伸治のセキュリティ事件簿シーズン6 誤算 第13回「巨乳眼鏡女子」 | ScanNetSecurity
2024.04.16(火)

工藤伸治のセキュリティ事件簿シーズン6 誤算 第13回「巨乳眼鏡女子」

ため息をついて横を見ると、掃除のおばちゃんが、大きな掃除機を引きずって歩いていた。おばちゃんの制服を見ると、サイエッグ社の子会社のビル管理会社の名前が書いてあった。オレはしょうこりもなく、今度はおばちゃんの尻に目を奪われた。

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七月九日 夕方 工藤伸治

おかげで同じ職場の連中の顔を見ることができた。さっきまでは、みんなPCのモニターに顔を向けていたので、顔がよく見えなかったのだ。今は、みんながオレの方を見ているので顔がよくわかる。

中には、巨乳眼鏡女子もいたりして、オレはちょっとだけどきんとした。仕事中に不謹慎だと思うが、巨乳眼鏡女子はオレのツボなのだ。それも三十歳を越したくらいの熟れた女は最高にときめく。もろに、そういう女がいたのだ。

この仕事で少しくらい不評を食らってもたいしたことないが、理想的な巨乳眼鏡女子は一度逃すと二度と見つからない。なにか理由をつけて声をかけられないものだろうか。オレの頭の中に、いけない考えがむくむくと湧いてきた。

《一田 和樹》

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