【Interop 2015】要件が最も厳しいインフラにおいて強固なセキュリティ機能を強化(A10ネットワーク) | ScanNetSecurity
2024.03.29(金)

【Interop 2015】要件が最も厳しいインフラにおいて強固なセキュリティ機能を強化(A10ネットワーク)

 A10ネットワークのブースでは、同社の主力製品であるアプリケーション・デリバリー・コントローラーのデモなどを行っていた。

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 A10ネットワークのブースでは、同社の主力製品であるアプリケーション・デリバリー・コントローラーのデモなどを行っていた。

 「Thunder 6435S SPE」は、セキュリティポリシーの適用を高速化する「SPE」(Security and Policy Engine)を搭載した最上位のSPEアプライアンスだ。大手Web事業者やサービスプロバイダーなど、要件が最も厳しいインフラにおいて、強固なセキュリティ機能を強化できる。

 A10製品はパフォーマンが優秀という業界の定評があり、実際にネットワークを介した大容量アプリケーション配信に特化した専用OS「ACOS」をベースにして、153Gbpsのアプリケーション・スループットを実現している。

 Thunder 6435S SPEは、ADC、DDoS対策、WAFとしての機能はもちろん、CGN(Carrier Grade NAT)やIPv6マイグレーション機能に加え、ここ最近になって需要が高まりつつあるデータセンター間のインタークラウドにも対応している点が大きな特徴だ。同社は、これ一台だけで、すべての機能がまかなえる拡張を目指しているという。

 具体的なデモとしては、Thunder 6435S SPEをイントラ/インタークラウドゲートウェイとして利用することで、高速配信が可能なことを示していた。L2ネットワークをL3上に拡張する「VxLAN」(Virtual eXtensible LAN)などのカプセリング技術に加えて、IPsecを利用することでセキュリティを担保しながら、Thunder 6435S SPEが有する150Gbps超のパフォーマンスを最大限に発揮していた。

【Interop 2015 Vol.24】A10、新製品の最上位モデルで、インタークラウドゲートウェイのデモを実施

《井上猛雄@RBB TODAY》

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