島根県知夫村の防災カメラの無線伝送網として超小型マイクロ波通信システムを納入(NEC) | ScanNetSecurity
2024.03.28(木)

島根県知夫村の防災カメラの無線伝送網として超小型マイクロ波通信システムを納入(NEC)

 NECは25日、島根県知夫村の情報通信環境整備の一環で、防災カメラの無線伝送網として超小型マイクロ波通信システム「iPASOLINK SX」を納入したことを発表した。

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 NECは25日、島根県知夫村の情報通信環境整備の一環で、防災カメラの無線伝送網として超小型マイクロ波通信システム「iPASOLINK SX」を納入したことを発表した。同製品は光ファイバー網の設置が困難な山岳部などで、無線によるネットワークを天候に左右されずに構築することを可能としている。

 「iPASOLINK SX」は無線ライセンスが不要な60GHz帯を使用した無線通信システムで、全天候型・アンテナ一体型の小型装置である点を特徴としている。IPベースモバイルバックホール、LTE・WiMAX等のスモールセル、ビル間通信の専用回線や光ファイバー回線のバックアップ回線、また災害時の臨時回線としての利用も想定されている。

 島根県知夫村は島根県隠岐諸島の最南端に位置しており、ビルや信号などがない自然豊かな環境となっている。防災カメラの伝送網として「iPASOLINK SX」が納入されたことで、村内の情報をリアルタイムに配信することが可能となっている。

 なお、本製品は、27日より東京ビッグサイトで開催される「ワイヤレス・テクノロジー・パーク 2015」でデモンストレーションが予定されている。

山間部での防災カメラ設置を可能にする通信システム「iPASOLINK SX」……NEC

《小菅@RBB TODAY》

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