モバイルセキュリティ対応のため戦略的パートナーシップを拡大(パロアルトネットワークス、VMware) | ScanNetSecurity
2024.03.29(金)

モバイルセキュリティ対応のため戦略的パートナーシップを拡大(パロアルトネットワークス、VMware)

Palo Alto Networks社とVMware社は米国時間の3月31日、モバイルセキュリティのニーズに応えるため、戦略的パートナーシップを拡大すると発表。

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Palo Alto Networks社とVMware社は米国時間の3月31日、モバイルセキュリティのニーズに対応するため、戦略的パートナーシップを拡大すると発表。両社は、エンタープライズ セキュリティとモバイル管理技術を統合し、高度な脅威防御とモバイルデバイス管理 (MDM:Mobile Device Management) の独自の統合ソリューションを提供することで、エンタープライズでの安全なBYODを支援する。

今回の戦略的パートナーシップ拡大では、Palo Alto Networksの次世代ファイアウォール、WildFire、GlobalProtectの独自技術とVMwareのエンタープライズモビリティ管理プラットフォームであるAirWatchを統合させる。モバイルユーザーに対してアプリやデータへの適正なアクセスを提供するセキュリティポリシーを運用することができるほか、モバイルデバイスが適切に業務利用されるような設定を有効にし、悪意あるコンテンツを識別して撲滅するグローバルな脅威インテリジェンスサービスを利用することが可能になるという。

主な機能としては、Palo Alto Networks社のWildFireセキュリティサブスクリプションサービスを活用したマルウェア検出、GlobalProtect ホスト情報プロファイル (HIP) を用いて実現するネットワーク保護、そしてGlobalProtectを利用したデバイスレベルまたはアプリケーションレベルでのVPNおよびネットワークセキュリティの3点。

発表に伴いPalo Alto Networks社のプロダクトマネジメント部門上級副社長 リー・クラリッチ氏は、AirWatchプラットフォームとPalo Alto Networksの次世代ファイアウォール、WildFire、GlobalProtectの各技術を連携させることで、既存のセキュリティポリシーを適用しながらユーザーに使い勝手の良いモバイル環境を実現できるとコメントした。

なお、AirWatchから提供されるPalo Alto Networksの GlobalProtect用のiOS専用VPNアプリはすでに米国での提供が始まっている。追加の統合コンポーネントは、2015年後半の提供を予定している。
《湯浅 大資》

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