Cyberoam社のUTM製品を取扱い開始 (ジェイズ・コミュニケーション) | ScanNetSecurity
2024.04.23(火)

Cyberoam社のUTM製品を取扱い開始 (ジェイズ・コミュニケーション)

ジェイズ・コミュニケーション株式会社は2月17日、都内で記者発表会を開催し、Cyberoam Technologies Limited(本社:インド Ahmedabad、CEO:へマル・パテル)と日本で初めて代理店契約を締結したことを発表した。

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ジェイズ・コミュニケーション株式会社は2月17日、都内で記者発表会を開催し、Cyberoam Technologies Limited(本社:インド Ahmedabad、CEO:へマル・パテル)と日本で初めて代理店契約を締結したことを発表した。

ジェイズ・コミュニケーションでは同日よりCyberoam社のUTM製品Cyberoam NGシリーズを、主に中堅中小企業向けに販売する。

Cyberoam NGシリーズは世界標準であるCC(コモンクライテリア)で最高レベルEAL4+の認定を受けたUTM製品。ステートフル・インスペクション・ファイアウォール、アプリケーションの可視化及び制御、アンチウイルス、アンチスパム、IPS、Webフィルタリング、VPN、帯域制御、マルチリンク機能などを標準搭載している。

またCyberoam NGシリーズは独自のレイヤー8 テクノロジという機能を搭載しており、ユーザをプロトコルスタックの8番目のレイヤーとして取扱うことでユーザ/ユーザグループを特定し、ユーザ/ユーザグループ毎のポリシー設定やレポーティングを可能にしている。なお同製品はすでに国内でOEM提供の実績があり、GUIも日本語化されているそうだ。ジェイズ・コミュニケーションでは最小で15台の構成を想定し、パフォーマンスなどに応じて7つのモデルを提供する。


さらに記者発表会後、Cyberoam Technologies Limited  新規ビジネス開発担当 上級副社長 Harish Chib氏と同社のアジア太平洋および日本担当 シニアマネージャ Amar Mehta氏に話を聞いた。


--満を持しての日本進出かと思いますが、各国での販売戦略と日本での販売戦略に違いはありますか。

市場ごとに戦略は異なり、その国や地域に最適だと判断した戦略を採っています。国や地域によって、文化やセキュリティに対する考え方、仕事の環境が異なるからです。もちろん日本でも独自の戦略を展開するつもりです。日本市場は顧客志向が強く、他国と比較してサポートの重要性が高いと感じています。


--パートナーとして契約を結んだジェイズ・コミュニケーション株式会社ですが、とくにどのような点を信頼されて今回の契約に至ったのでしょうか。

数年前から日本でのパートナーを探していました。その中で、製品をただ販売するだけでなく「付加価値」を提供できるパートナーであることや国内での実績、販売網などを理由に今回パートナーとしてジェイズ・コミュニケーション社と契約し、日本でのビジネスを共に進めることにしました。


--日本での販売目標と御社全体の今後のビジョンについて教えてください。

まずは日本ですが、初年度は売上高1億円を目指します。また、顧客満足という意味では100%を目指して活動していきます。弊社では日本における2カ年計画を策定しており、今後一層サポートに力を入れるために日本オフィスの設立も予定しています。

日本を含む弊社全体のビジョンとしては、今後全ての製品サービスをクラウド経由で提供したいと考えています。また研究とリサーチに力を入れ、新しい脅威に対する対策の強化を図っていきます。


--ありがとうございました。
《麻生裕一》

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