ハッカー集団の不正アクセスにより40万件以上のパスワードが流出(米ヤフー) | ScanNetSecurity
2024.04.26(金)

ハッカー集団の不正アクセスにより40万件以上のパスワードが流出(米ヤフー)

 米ヤフーのパスワード40万件以上が漏洩し、ハッカーによってネット上に公開された。複数の米メディアが報じ、ヤフーも事実であることを発表した。

インシデント・事故 インシデント・情報漏えい
 米ヤフーのパスワード40万件以上が漏洩し、ハッカーによってネット上に公開された。複数の米メディアが報じ、ヤフーも事実であることを発表した。

 漏洩はハッカー集団の不正アクセスによるもので、11日に不正アクセスが行われ、およそ40万人分のユーザーネームやパスワードが盗み出された。ハッカー集団は盗みだしたパスワードをネットで公開すると共に、ヤフーのセキュリティに警鐘を鳴らすためと公言。「ヤフーのWebサーバーには多数の抜け穴があり、今までにそれが引き起こしてきたダメージは、我々による公開のダメージよりはるかに大きい」としている。

 米報道によれば、公開されたパスワードの中にはヤフーだけでなく、GmailやSkyDriveのものもあるという。しかし、Googleやマイクロソフトはこの件でなんの発表もしていない。

 また、公開されたパスワードから、多くのユーザーが安易なパスワードを使用している実態も明らかになったという。連続する数字のパスワードや「password」といったパスワードが多数見つかっている。

米ヤフーのパスワード40万件以上が漏洩、ハッカーが犯行声明

《山田 正昭@RBB TODAY》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×