企業向け情報漏洩対策製品を発表(トレンドマイクロ) | ScanNetSecurity
2024.04.25(木)

企業向け情報漏洩対策製品を発表(トレンドマイクロ)

トレンドマイクロ株式会社は4月14日、情報漏洩対策市場に本格参入し、その第一弾製品としてクライアントPCからの機密情報流失を防止する企業向け製品「Trend Micro LeakProof 3.0」を5月30日から出荷開始すると発表した。本製品は昨年10月に同社が買収した米Provilla社の

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トレンドマイクロ株式会社は4月14日、情報漏洩対策市場に本格参入し、その第一弾製品としてクライアントPCからの機密情報流失を防止する企業向け製品「Trend Micro LeakProof 3.0」を5月30日から出荷開始すると発表した。本製品は昨年10月に同社が買収した米Provilla社の情報漏洩対策技術を搭載した初の製品。

LeakProofは、持ち出し規制の対象となるファイルを指定し、ファイル固有の特徴を識別するフィンガープリントを作成して管理することで、クライアントPCからの機密情報の持ち出しを規制する製品。フィンガープリントの作成には独自技術である「DataDNA技術」を利用しており、拡張子やファイル名を変更しても、さらに文書ファイルの場合には情報の一部を切り出したり編集しても、機密情報ファイルとして特定できるのが特長。また、LeakProof クライアントはネットワークから切り離した状態でも動作するため、ノートPCなどを社外に持ち出したときでも情報漏洩の規制が行える。

今回のバージョン3.0では、USBメモリなどでの機密情報の持ち出しを、暗号化を実施することで許可できるようになったほか、社内用とは別にクライアントPCの社外持ち出し時の規制ルールを設定できるなど利便性が向上している。また、警告画面のカスタマイズ機能、ドキュメントを画像として持ち出せないようにするプリントスクリーン禁止機能も追加された。

本製品は、管理サーバである専用アプライアンスの「LeakProof DataDNA サーバ」と、クライアントPC上の監視ソフトウェア「LeakProof Anti-Leak クライアント」で構成され、参考価格はハードウェア本体と100クライアントの場合で3,018,750円。なお同社では、出荷開始と同時に、ハードウェアと100クライアントライセンスのセットを約66%OFFの1,029,000円で提供する「LeakProofお試しキャンペーン」を2008年9月30日まで実施する。

http://jp.trendmicro.com/jp/about/news/pr/article/20080414025101.html
《ScanNetSecurity》

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