Open Firmware のパスワード保護機能(2) | ScanNetSecurity
2024.04.23(火)

Open Firmware のパスワード保護機能(2)

〜[前号より]〜
このパスワード保護が機能するのは、Open Firmware コマンド "password" があるからだ。そのコマンドは、ユーザに自身のパスワードの設定を要求し、そしてその入力したものをパスワードと確認し、パスワードとして設定する。続いて、ユーザはセキュリテ

国際 海外情報
〜[前号より]〜
このパスワード保護が機能するのは、Open Firmware コマンド "password" があるからだ。そのコマンドは、ユーザに自身のパスワードの設定を要求し、そしてその入力したものをパスワードと確認し、パスワードとして設定する。続いて、ユーザはセキュリティを有効にし、どのセキュリティレベルにするのかを指定する必要がある。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜


手順
パスワード保護を有効にする

1)Open Firmware を起動する。(Command + Option + O + F)

2)コマンド・プロンプトで "password" と入力する(もちろん、引用符は除く)。望むパスワードを入力するよう促される。自身のパスワードを入力し、リターンキーを押す。そして再度パスワードを入力し、入力した最初のパスワードが本当に望むパスワードであることを確認するためにリターンキーを押す。(注:そのパスワードは "security-password" 変数に保存されるが、その変数の内容は "printenv" コマンドを介して決して表示されない。)

3)希望するセキュリティ・レベルにより、"setenv security-mode full" もしくは "setenv security-mode command" もしくは "setenv security-mode none" を入力する。

4)そして "reset-all" を入力し、コンピュータを再起動する。


パスワード保護機能を無効にする

1)Open Firmware を起動する。(Command + Option + O + F)

2)"setenv security-mode none" を入力し、リターンキーを押す。

3)パスワード要求のプロンプトでパスワードを入力し、リターンキーを押す。

4)そして "reset-all" を入力し、コンピュータを再起動する。


SecureMac.com CodeSamurai 著

[情報提供:SecureMac]
http://www.securemac.com/

[翻訳:関谷 麻美]


(詳しくはScan本誌をご覧ください)
http://shop.vagabond.co.jp/m-ssw01.shtml
《ScanNetSecurity》

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×